For first time treatment

初めて治療を受けられる方へ

当院は、頭のこり、顔のこり、首こり、緊張型頭痛といった慢性的な筋肉や筋膜の不調の改善を目的とした鍼灸マッサージ治療院です。肩こりラボのサブブランドとして、2022年に開設されました。

日頃から痛みや不調、ストレスを抱えている方に、少しでもリラックスいただけるよう環境や施術を工夫しておりますが、リラックスを目的とした施術を行なっているわけではありません。

あくまでも、改善していただくための治療を行なっております。

そのためにも、最も重視していることは、患者さんお一人お一人の状態や状況に合わせた対策を行うことです。たとえば、一口に「緊張型頭痛がつらい」といっても、痛みのでる頻度や程度、その原因は個々によって異なりますし、生活スタイルも当然異なります。慢性的な症状は、ほとんどの場合、日々の生活の積み重ねによって生じます。無自覚で身体に良くないことをしているということも少なくありません。

従いまして、今のお身体の状態だけでなく、生活背景、住居環境、仕事内容が何であるか、なども把握したうえで対応していくということが非常に重要になります。

より良い治療を行うためにも、お身体の状態だけでなく生活環境をお聞きし、それぞれの患者さんに適した対策を探し出すところから当院の治療は始まります。

私たちは常に患者さんに寄り添ったより良い治療を常に心がけています。
何よりも、慢性的な痛みや凝りから一刻も早く解放されていただくために。

Flow

施術までの流れ

当院は完全予約制です。

  • STEP1ご予約
    まずはLINE・お問合せフォーム・お電話にてご予約ください。
  • STEP2確定
    当院からご連絡をもってご予約確定となります。
  • STEP3ご来院
    カウンセリングシートの記入をお願いいたします。ご無理のない範囲で15分ほど早めにご来院いただけますと幸いです。
  • STEP4施術
    カウンセリングの上、施術を開始

Labs room

院内様子

院内での時間を快適に過ごしていただくために
細部まで「より良い」を意識しております。

全室個室を完備

各部屋がしっかりと扉で区切られており、カウンセリングからお会計までお部屋内で完結いたします。他の患者さんと顔を合わせることがありません。

全室ウォーターサーバー・アメニティ・各種充電器 (Lightningケーブル・MicroUSB・Type-C)完備。常にお部屋の温度、音楽や香りに気を配り、快適空間を心がけております。

お客様のペースでお着替えができるよう、お着替え完了の合図をお知らせするボタンもご用意しております。

ディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用

当院では衛生面を重視しています。

使用する鍼はディスポーザブル鍼と呼ばれる使い捨ての鍼です。治療で使用する際にはじめて開封します。
未開封状態にあるパッケージはエチレンオキサイドガス滅菌(EOG滅菌)によって清潔に保たれています。

五感で癒されるアメニティ

各お部屋のアメニティはMARKS&WEB(ヘアミスト・汗拭きシート・日焼け止め・デュフューザー)で統一。
院長がこだわりリラックス効果の高いカモミールとゼラニウムのブレンドオイルを採用しています。

他にも、院内の様々な場所にデュフューザーや、洗面台にはたくさんの方に喜ばれるイソップのハンドソープやハンドクリームをご用意。当院で過ごすお時間が最初から最後まで患者さんファーストのひとときとなるよう心がけています。

Case

実際にご来院いただいている方の症例

仕事量の増加に伴って目の周りがピクピクし、頭痛も起こる

Sさま 40代 男性

初回カウンセリングでの主訴

仕事量に比例した疲労と慢性的な凝りが混在している。主に首肩こりがメインであるが、PC作業が長くなると眼精疲労も起こす。ここ数日はまぶたと目の下がピクピクしている。歯科では歯軋りを指摘され、自覚症状でも顔の硬さを感じる。

初期治療

普段、首や肩のマッサージや鍼治療は慣れているが頭部・顔面部の刺鍼は久しぶりとのことで徐々に刺激量を上げていく計画とした。

頭部・顔面はIDマッサージを主体に3D鍼は置鍼(鍼差したまま時間をおく手法)を施術。全身治療を行なった。

中期治療

初回の治療では、効果の持続が弱く、3日後くらいから徐々に症状が戻ってきてしまった。効果重視した少し強めの鍼治療でも問題ないとの合意を得た。

3D鍼を置鍼から単刺(刺してすぐに抜く手法。鍼を打つ回数が増える。凝りに対して様々な角度からアプローチが可能)に変更。引き続き、全身治療も行なった。

後期治療

強刺激の施術の方が体感が良く、治療効果も長く持続したとのこと。

治療間隔を短くしたことで蓄積されていた疲労や目の周りのピクピク、頭痛はほとんど感じなくなった。

コメント

慢性的な凝りに対して症状を寛解していくにあたり、患者さんとのセラピストのコミュニケーションは非常に重要です。
初期治療では、これまで蓄積していたベースの疲労水準を下げるために、リラクセーション効果<治療効果を目的とした施術内容の選択が必要となる場合があります。
リラクセーション効果と治療効果は相反することがあるため、当院では、患者さんが求めているゴールに寄り添えるよう治療計画と施術内容は柔軟に調節させていただきます。

目を開けておくことも嫌になるほどの眼精疲労とおでこの凝り

Sさま 30代 女性

初回カウンセリングでの主訴

目の奥が痛い。目を開けているのもつらいくらい。

ベースにひどい首肩こりがある。

睡眠中の体勢によって大きく睡眠の質が変わる。疲れた日はうつ伏せになってしまい、その翌日は朝からつらさが出る。

症状のピークは小・中学生時代。

マッサージは週1で続けていた時期はあったが効果はその日だけ。美容鍼を受けたことがあるが眼精疲労にいくらか直後効果を感じた。

背中を鍛えるトレーニングをすると症状が軽快する。

身体所見では頭部・額のむくみが顕著に認められた。

初期治療

マッサージでは埒が開かないほどの筋肉の緊張があったため初回から主訴が出る部分と首肩に積極的に3D鍼を含むメディカルヘッドスパを施術した。

局所のむくみは筋膜癒着由来の組織液の停滞から起きていると考え、浅筋膜と深筋膜の間の滑走性を促す施術も行なった。

中期治療

NRS 8  

凝り感がぶり返さず身体は楽な状態でキープできているが徐々に日が経つと凝り感が出てくる。

メディカルヘッドスパにあわせてセルフケア指導(エクササイズ、ストレッチ)を行い、根本治療を追加した。

※NRS… 「患者さんが感じている痛み」を数字で評価するための指標。

後期治療

NRS 5 付近で安定してきた。

視界がぼやけは感じるが相対的な以前のような不快感は出ていない。

※NRS… 「患者さんが感じている痛み」を数字で評価するための指標。

コメント

過去の治療では筋肉を”ほぐしきる”ことができていなかったと考えられました。

意図せずとも美容鍼で頭部・顔面への刺鍼で症状軽快した経緯があることから、Sさまには鍼治療での筋緊張緩和が効果的であると見立て多角的なアプローチを行い段階的に改善に向かっています。