頭こりラボで適応となる頭痛とセルフケア

はじめに

今ブログでは、当院で治療が可能な頭痛頭痛対策予防のためのセルフケアを紹介いたします。

頭痛全般について詳しく解説した記事は こちら からご覧いただけます。

頭こりラボで適応となる頭痛

頭こりラボで可能なものは、

原則、医療機関の診断を受けている

緊張型頭痛の治療

片頭痛の予防的治療

となります。

現状、まだ医療機関を受診されていない場合でもカウンセリングにより適応と判断し施術が可能となる場合があります。

まずはお気軽にご相談ください。

緊張型頭痛

“緊張“とは、主に首や肩などの筋肉の緊張を指します。

頭痛の特徴としては、圧迫されるような痛みや締めつけられるような痛み、激痛とまでは至らないしつこい痛みがジワジワと続くのが特徴です。

痛みの場所は、後頭部を中心に両側のこめかみ付近や首にかけて多くみられます。

頭痛外来を受診されて「緊張型頭痛」との診断を受けても、痛み止めの処方・運動の指示で終わりそれ以上の介入がない状況にお困りの方は少なくありません。

当院では、そのように医療機関での治療で問題が解決されない方のために、徹底的な過緊張部位のほぐしと運動療法を組み合わせた治療を行います。

過緊張の頭痛の元となる一つ一つの筋肉を分析して個別にアプローチを行い、ほぐすだけではなく頭痛体操等を組み合わせ再発予防をしていきます。

片頭痛(偏頭痛)

片頭痛とは、脈に合わせてズキズキと痛みが生じる発作性の頭痛です。

動くと痛みを増すことが特徴です。女性は、男性の約4倍と多いとされています。こめかみに強い痛みが生じることがあり、“片“頭痛とは言いますが、両側が痛むこともあります。ズキズキとした痛みのほかに、吐き気・嘔吐、光過敏・音過敏などの症状が伴うこともあります。

片頭痛発作の治療は基本的には医療機関での投薬治療が第一選択となります。

そして発作が起きていない期間を徐々に伸ばしていく予防的治療も重要となります。

当院では、発作の頻度や程度を軽減させることを目的とした予防的な治療を行っております。

 頭痛ダイアリー

頭痛を引き起こす「誘因」は人によって異なり、多岐に渡ります。

ご自身の頭痛が引き起こされる「誘因」がわかれば、その誘因を避ける・コントロールすることも1つの予防策となることから頭痛ダイアリーの活用も有効です。

特に、片頭痛においてはストレスや環境の変化、生活習慣の乱れ、気圧や天候の変化、湿度、気温差、街の騒音、光などが誘因となっている場合もあります。

片頭痛の特徴に、上記に挙げた様々なストレスを受けている“最中”ではなくストレスから“解放”された時に起こることが多く見られます

頭痛ダイアリー  / PDF

頭痛online WEBページより引用

頭痛体操

自分で頭痛を対処する「セルフケア」の1つに、「頭痛体操」があります。

目的は3つ。

①緊張型頭痛を緩和する

②片頭痛の早期発見に繋がる

③片頭痛を予防する

頭痛体操の詳細は こちら

一般社団法人日本頭痛学会HPより引用

あわせまして、頭こりラボでは肩こり治療の観点から当社独自のストレッチ

【根本解決ストレッチ】首肩専門治療院[肩こりラボ]による肩こり解消ストレッチ、首こり解消ストレッチ。

も推奨しております。

前述したように、緊張型頭痛は頭部・首・肩の筋肉の緊張から起こりますのでストレッチにて血行を良くすることで緊張型頭痛を緩和します。

片頭痛の発作が起こっているときに動くと頭痛が増すことがあります

ご自身の頭痛が緊張型頭痛か片頭痛かわからない方には、こちらで痛みが増強する場合は「片頭痛」かもしれないと早期発見にもお役立ていただけます。

片頭痛発作が起きているときには適切なお薬の服用と安静を第一選択していただき、発作が起きていない時に予防としてストレッチを実施していただけると幸いです。

最後に

頭こりラボが頭痛治療で目指すものは、患者さんがご自身で頭痛をコントロールできるようになっていただくことです。

そのまず第一歩、かつ最大の理学療法として、頭、顔、首肩周りの筋緊張の緩和は非常に有効であると考えます。

頭痛の中には二次性頭痛のように、命に関わる疾患が潜んでいる場合があります。そして、薬が著効する場合もありますので軽視したり自己判断したりせずに、まずは医療機関の受診をしましょう。

しかし、⽇々患者さんと向き合う中で頭痛外来を受診して、薬の処方だけでは抜本的な改善に⾄っていないという⽅も多くいらっしゃるという現実問題を目の当たりしております。

頭痛の改善のために、鍼灸・マッサージや理学療法はまだエビデンスとして広く認知されていないこともまた事実です。

鍼灸・マッサージや理学療法は、医療機関での治療との併用、あるいは医療機関で抜本的な対策を取りづらい症状に対して有⽤であると考えております。

一人でも多くの頭痛にお悩みの方の力になれますよう、治療実績の普及活動にも⼒を⼊れていけるよう取り組んで参ります。