【治療実例1】仕事量の増加に伴って目の周りがピクピクし、頭痛も起こるケース

当院のケースレポートをご紹介

頭こりラボでは、マニュアルに乗っ取った治療ではなく、
お一人おひとりに合わせた治療プランを組み立てます。

概要

眼精疲労や目の下のけいれんまで及んだ慢性的な肩こり・首こりが、マッサージと鍼治療を組み合わせた治療で改善した例。
S様 / 東京都在住 / 40歳 / 男性 / クリエイティブディレクター

症状

  • 首肩こり
  • 眼精疲労
  • 目の下のけいれん
  • 顔の凝り

状態

仕事量に比例した疲労と慢性的な凝りが混在している。主に首肩こりがメインであるが、PC作業が長くなると眼精疲労も起こす。ここ数日はまぶたと目の下がピクピクしている。歯科では歯軋りを指摘され、自覚症状でも顔の硬さを感じる。

見立て

慢性的な症状に加え、ここ数日の過労が一気に諸症状として現れてしまっている状態。

ここ数日の局所的な症状(眼精疲労・目のピクピク)に対する眼輪筋・皺眉筋・前頭筋へのアプローチと、日々の休息では回復しきれていない全身の疲労をしっかり取り除いた上で本質的な問題点が明確化になると考えて治療を開始。

全身治療を時間をかけて行うことに同意を得て、初期治療は150分治療にてすすめていくこととした。

初期治療

普段、首や肩のマッサージや鍼治療は慣れているが頭部・顔面部の刺鍼は久しぶりとのことで徐々に刺激量を上げていく計画とした。


頭部・顔面はIDマッサージを主体に3D鍼は置鍼(鍼差したまま時間をおく手法)を施術。全身治療を行なった。

中期治療

初回の治療では、全身の疲労感はだいぶ抜けた。首肩・目周りの治療効果の持続がまだ弱く、3日後くらいから徐々に症状が戻ってきてしまった。効果重視した少し強めの鍼治療でも問題ないとの合意を得た。

3D鍼を置鍼から単刺(刺してすぐに抜く手法。鍼を打つ回数が増え、凝りに対して様々な角度からアプローチが可能)に変更。引き続き、全身治療も行なった。

後期治療

強刺激の施術の方が体感が良く、治療効果も長く持続したとのこと。

初期〜中期治療期間中は治療間隔を短くしたことで蓄積されていた疲労や目の周りのピクピク、頭痛はほとんど感じなくなった。

現在はメンテナンスとして105分治療を約5週間隔で継続中。

コメント

S様が症状改善に至ったポイントは、初期段階にじっくり治療時間を確保してくださり症状が戻る前に次の治療を行えたことです。

慢性的な凝りに加えて、ちょうどお仕事の忙しさがピークとなり著しくパフォーマンスを落としてしまうほどの疲労があり、主訴である首肩や目の周りのほぐしだけでは根本的に良い状態へは改善が見込めないことから、積極的にお時間を作り治療に専念していただくことができました。

S様は疲れを感じた時に、某リラクセーションサロンにて施術を受けていたとのことですが、休息をとっても回復しない状況では、あまり効果実感が得られなかったとのことで鍼治療+全身治療を約1ヶ月で3回(150分治療)を行う短期集中治療ケアが早期の症状改善に繋げるころができました。